2011年05月28日

アジャストメント 観てきました。(2011年44本目の鑑賞)

「アジャストメント」を観てきました。
僕が2011年44本目に観た映画です。



「ブレードランナー」、「マイノリティ・リポート」、「トータル・リコール」…いずれも大好きな作品ですが、これらと同じフィリップ・K・ディック原作の映画ですね。
最初の2作は比較的A級、対して、トータルと本作はB級です。
で、B級映画も大好きな僕ですが、さてさて、このB級映画には困りましたよ。

カッコいいROCKをバックに、これまたメチャクチャ2枚目モードなマット・デイモンの演説で幕を開ける本作、上院議員選に挑んでいる下院議員なのですが、元々不良で、大事な時はいつもやらかしてしまうということに加えて、異常な程の執着心まで伺えるストーカーなのに、行く末は世界を変えることのできる大統領になる男なんだというなんともハチャメチャな設定に、流石に観ていて苦笑いが絶えないB級映画でしたね。

ならばということで、B級らしい奇想天外でスリル満点の追跡劇を期待したのですが、追う側・追われる側共、登場人物達が優柔不断で見ていて可愛らしく(笑)、端からサスペンスは放棄しちゃってます。

じゃぁ、結局どんな映画?

一言で言えば、SF版「卒業」ですね。

で、微笑ましいという点では、追われる側より、追う側の調整局(アジャストメント)の組織の面々の方が数段上なんですね。

一応、主人公との最初の接触時点で、「組織の秘密をバラしたら、脳をリセットする。(その結果、人格を失い、廃人となる)」と脅迫するのですが、その後の行動は、主人公達に同情したり、理念に疑問を感じて内部告発とでも取れるような主人公達を率先して助ける行動に出たり…後にも先にも、本作で緊張する瞬間は、この脅迫シーンだけという、予想外の始末ですよ。

それでも彼らには意地がある様で、人類の過去の歴史において、調整局が介入しなかった時は、いつも暗黒の時代であったと胸を張って見せるんですね。
そこがまた微笑ましい。(笑)

ま、そんなテイストな作品だけに、人情劇としての楽しみ方はできる映画ですね。

でも、やはりと言ってはなんですが、あまりに展開力に乏しくて、設定説明以外に物語らしい物語がなく、ただ、どこでもドア(?)であちこち移動するだけでは、ドラえもんを見慣れた僕らには平凡過ぎちゃいます。(笑)

てことで、「ヒア アフター」に続いて、個人的には、今年のマット・デイモンの作品は、なんとも低調で残念です。
posted by solata at 20:11| Comment(0) | 映画/音楽/スポーツ/TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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