2010年01月11日

夢をかなえるツイッター 感想です

Twitterにも感想を書きましたが、内藤みかさんの「夢をかなえるツイッター」を読了しました。

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ポップな外見と第1章の敷居を低くした説明から、当初は入門者なんだろうと思っていましたが、実際には違いました。
その実態は、ビジネスパーソンを十二分に意識したフレームワークを提供することにあるようです。

1冊の本として見たときに、なんとなく捉えどころがないように感じてしまいますが、きっとこれも著者独特のバランス感覚なんだろうと思います。

 ◆◆

第2章のツイッターわらしべ長者体験についてですが、この手の記述は、とかく筆者自慢になったり、鼻につく内容の書籍が多いのですが、本書は違います。
というより、内容自体はその手の書籍と変わらないのかもしれませんが、著者の人柄と親しみやすい文章力に加え、深い洞察力のためでしょうか。嫌味がなく、すんなりと読むことができます。
また、いたるところにこれはと思うTipsが散りばめられていて、大いに参考になりました。

 ◆◆

また、著者は、Twitterについて、


教え合いも一種の文化


善意の情報網


と記述しています。

確かにそうですが、ある意味同じことが言えるWikipediaは、現在ボランティアが不足し、存続が危ぶまれる状況にあります。
なら、Twitterはなにが違うのかについて、ひとこと説明があればよかったのではと思います。

僕なりに思うには、Twitterは、「善意」に対する義務感にもゆるさがあるので、疲れてしまうことがないというバランス感覚がうまくいっている秘訣ではと思います。

 ◆◆

それから、リストの活用方法の件は、とても参考になりました。

僕の現在のフォロー数/フォロワー数は、著者の言葉を借りれば「学年」規模ということになるので、まだリストを駆使しなくても、それ程破綻することなくTLを追うことができています。

もう少し補足すると、全Tweetを読むことは既に不可能ですが、昔読んだ「あなたもいままでの10倍速く本が読める」というフォトリーディングの本に載っていた方法により、視線をTLセンターに固定して、TLを高速スクロールさせています。
真ん中を見ていることで両端までが自然と視界に入ってきて、その中で印象に残る単語に出くわしたときに、スクロールをやめて、当該Tweetを読み込んでいます。

ですが、この方法も、今後フォロー数がもっと増えていけば、不可能になるのは目に見えています。

「コンサートホール」規模では、テレビのスイッチを付けるように、アクセスした時に目に入った部分だけを追うということになるのでしょうが、その中間のレンジではリストを活用するのがいいのかなぁと、漠然とですが考えていました。

そんな時に、本書です。
既にリストを駆使されている方には常識なのかもしれませんが、僕のようにまだビギナーな者にとっては、本書のリスト活用のヒントは、大変参考になりました。

 ◆◆

他にも、


「たった今」という感覚に捕われすぎて、自由な発想ができていなかった自分に、その瞬間気づきました。


結局のところブログもそしてツイッターも、自分の生き様を表現する形態の1つ。ですから、自分がどう生きているか、何を表現しているかという根本の部分、人に伝えたいというコアな部分を持っていることが、大切なのですね。


・・それを読むとしても、ほんの何秒かのできごと。けれど、わずかな時間であっても、その人の時間をいただいたことになります。だから「どうせ読んでもらうのならできるだけ有意義な情報を贈りたい」という思い


等、考えさせられます。

まぁ著者自身も語っておられますが、あまり型にはめすぎたりするのも、ホットなサービスを楽しめなくなってしまいますよね。
ですが、何も考えずにつぶやくばかりでなく、自分のTweetに責任を持つという意味で、いろいろと見つめ直すきっかけを本書は与えてくれました。

 ◆◆

そして、最終的には、リスト機能等も駆使しながら、著者が語るところの、


もしあなたが上手に、自分にもっとも必要な情報が流れてくるようにツイッターをセッティングできたら。そのオリジナルタイムラインこそが、夢を手に入れる鍵のひとつとなるのです。


に辿りつけたら、世界が変わるほど素敵なんだろうなぁと思います。

著者は最後に問いかけてきます。


あなたはツイッターに何をプラスしてみますか?


この答えはそう簡単には見つかりそうにありません。
ですが、今後も、あれやこれや試行錯誤しながらTwitterを楽しみたいし、本書は同じように考える方に対して、多くの気付きのシャワーを与えてくれる良書だと思います。

折に触れて読み返したいと思います。


posted by solata at 16:43| Comment(3) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご紹介(≧∇≦)ありがとうございます!トゥギャッターさせていただきます。

wikiの仕組みはよくわからなかったのですがボランティアが足りないのですね。今度調べてみようとおもいます。
Posted by 内藤みか at 2010年01月11日 16:52
あわわわっ!著者さん自ら、コメントありがとうございます。
Twitterの方では何度かRT、QT等で反応させて頂いてました。
今回は本当に素敵な著書をありがとうございました。きっとこれから読み返す度に、新たな気付きが得られそうです。
今後とも、お仕事頑張ってくださいね!
僕も負けない様に頑張ります。
Posted by solata at 2010年01月11日 17:07
突然のコメント、失礼いたします。はじめまして。
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Posted by 本が好き!運営担当 at 2017年03月17日 15:17
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