2009年12月07日

ツイッター 140文字が世界を変える

今更の感はありますが、読了しました。

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僕自身、Twitterの存在はそこそこ前から知っていたのですが、実際に始めたのは今年の10月からと、手を出すまでにかなり時間を要したサービスです。

これには理由があり、Twitterの活用法とか可能性が理解できなかったというのもありますが、それ以上に、なんかこう、たった140文字でいいのだから簡単に始められると言われる割には、始めるための敷居は決して低くなく感じて、手が出せないでいました。

なんでこのような壁を長いこと感じていたのか自分でも分からなかったのですが、本書にその答えが書いてありました。

「フォローとフレンドは違う」

これが理解できずにいたことが原因でした。

「フレンド=mixi、フォロー=Twitter」。
そうか、そうだったのか!なるほど、実に心のモヤモヤが晴れた感じがしました。

「フレンド登録の場合、まず「人」を先に登録して、その後その人が何をもたらしてくれるか判断する。」
のに対して、
「フォローの場合、自分にとって面白いコンテンツが先にあり、それを「発言」している人をフォローする。」

つまりは、「人が先か情報が先か」という点で、mixiとTwitterは180度違っていたわけですね。

「人間関係を通じて情報を得るのではなく、良い情報を持っていそうな人から、情報だけを頂く。」
「自分本位で情報を集めることが出来る。」

情報過多の時代において、「如何に情報を上手に収集するか」の能力も、繰り返すまでもなく当たり前の必須スキルと認識されていますが、Twitterはそれが自分本位でできることが、時代に即した大きな可能性を持っていたわけですですね。

まぁ、そこには当たり前のネチケットや礼儀はある訳ですから、そこをきちんとわきまえた上での話であることには変わりありませんが。

ただ、これについても、Twitterはmixiと違い、一方通行のフォローから始められるので、気軽でゆる〜く繋がれることから、リプライやリツイートしやすい。
このゆるゆる感がうまく情報を加速させてくれるわけで、なんともまぁよく考えられたシステムだったわけですね。

他にも、
「「今」を共有するから、「今」だけを表示すればいい。だから、ツイッターにおいては、「今見られなかったものは、もうなかったもの」として考えればいい。」
と、必要な心構えを教えてくれます。
無理に全部読まなくていいんだよ。てか、そんなこと、絶対無理だからってことですね。

そして、Twitterが日本人に合っている理由についても触れられています。
日本人は、
 ・テキスト主体のサービスが好き。(掲示板、ウェブ日記、2チャンネル、メルマガ、ブログ等。)
 ・140文字制限について、日本は世界的に見ても一番得意な民族。(短歌、俳句、川柳)

加えて以下は本書ではなく、別のところで語られていたことですが、
 ・140文字に詰め込める情報量が、英語等に比べて、日本語は圧倒的に多く出来る。だから、SMS的な連絡以上の情報を発信できる。

上の3項目を見ても、なるほどねと理解できます。

で、著者は最後に、
「情報を出し続けると生活が楽しくなるよ」
と結びます。

「生活が楽しくなるような流れが生まれるためには、情報はできるだけ多様であった方がいい。そして、その情報の多様性を受け入れることが、参加者に何らかのリターンをもたらす。」

確かに無駄話も多い(てか、僕はほとんどそうでしょ?って、言われるかも。(笑))わけですが、他人のちょっとした一言から、本当に沢山のインスピレーションを受け取っているのが実感として分かります。

情報収集力だったり、発想力だったり、そういったスキルを錆びつかせないための練習としても、Twitterはいいです。

てことで、なんとなくTwitterを始めてみたけれど、実際のところはよく分かってなかった自分にとって、本書は体系立って分かりやすく説明してくれる良書でした。
なんでも形から入って頭でっかちにならない方がいいと思う人も居るかとは思いますが、Twitterやってる人、やってみようか迷ってる人であれば、本書は一読するに値する書籍だと思います。


posted by solata at 23:16| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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