2009年11月23日

デス・レース

僕が2009年99本目に観た映画は、WOWOWで録画した「デス・レース」です。

2012年、経済危機に陥ったアメリカでは、全米中の刑務所までが民間により運営されるようになりました。
暗い時代、人々は強い刺激を求めるようになり、そんな需要に応えるように、凶悪犯ばかりが収監されている脱獄不可能な離島の刑務所は、囚人達に武装した車で生死を賭けたレースを行わせ、それをネット中継して稼ぐということがまかり通ってしまう時代です。

そんな中、罠にハメられ、妻殺しの罪を着せられ離島の刑務所に投獄されてしまう主人公ジェンセン。
所長は彼の経歴に目をつけ、半年前のレースで殺された天才覆面レーサー「フランケンシュタイン」として、デス・レースへの参加を要請します。

デス・レースには5勝すると無条件で釈放されるという「飴」のルールが存在しておりました。

フランケンシュタインはそれまでに4勝をあげており、あと1勝で釈放されることから、ジェンセンはレースへの参加を決意します。

レースは3ラウンドで行われます。

まるで殺し合いのようなレースが進む中、ジェンセンはドライバー達の中に妻殺しの真犯人が居ることに気づきますが、それどころか、デス・レース自体や自身が巻き込まれたことにも大きな陰謀が渦巻いていることに気づき・・

果たしてジェンセンは、激しい戦いの末に何を掴むのか?

はたまた、デス・レースの運命は?

といったお話ですね。

 ◆◆

はい。本作はバリバリのB級映画ですね。
ストーリーに、本来なら重く受け止めてしかるべき繊細な問題を織り込みつつも、掘り下げるどころか、全て無視。もっと言えば、そんなことはなかったことにして、ご都合主義で話を進めてしまいます。

で、こういったサービス精神旺盛で、尚且つ強引なストーリー展開は、前にも書きましたがB級映画の王道で、僕は大好きだったりするわけです。(笑)
つーことで、本作、結構好きですよ。

ただ、B級映画って、強引にストーリーが展開されつつも、その展開の仕方は結構予測不能で、ある意味その部分の「ありえねー!」アイデアの勝敗の差で映画の出来が変わってきますが、本作の脚本は意外性ゼロ。冒頭からラストまで全て予測の範囲内で展開してしまうので、B級映画に望む独特のワクワク感が全く味わえないのがかなり残念でした。

映像は、まるでゲームの画面のようで、ひたすらスタイリッシュで雰囲気たっぷりですね。
実施されるデス・レースも、マリオカートのようなコース上のアイテムや車載の改造装置でゲーム性を演出しつつ、生死を賭けたドライバー達のマッドなレースをネットでサブスクライブしてストレス発散する一般人といった、まさしく現在のネットの闇の事情もうまくストーリーに織り込まれています。
また、昨今の経済危機も盛り込むことで、リアリティを高めることにも成功しています。

そしてそこに、僕の大好きな俳優ジェイソン・ステイサム主演、あの声と眼差しで演じてくれれば、それだけで世も末な世界観にどっぷりと浸かれます。

てことで、B級映画としてのワクワク感ゼロな点がイマイチではありますが、B級映画フリークなら観ておいて損はない映画だとは思います。
posted by solata at 01:02| Comment(0) | 映画/音楽/スポーツ/TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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