2009年11月04日

ハンコック

僕が2009年95本目に観た映画は、WOWOWで録画した「ハンコック」です。

超人パワーで数々の地球の危機を救ってきたハンコック・・スーパーヒーローの筈が飲んだくれで、愛想が悪く、危機を救う毎に街を破壊しまくってしまう始末。
そんな彼は、屑野郎と市民から嫌われています。

ある日、線路内で車が立ち往生してしまい、絶体絶命のピンチに陥ったPRプロモーターのレイを、ハンコックが寸でのところで助けます。
これを縁に、レイはハンコックに、市民から愛されるスーパーヒーローになる手助けをしたいと申し出て、孤独なハンコックを自宅にも招き入れるようになります。

ところが、レイの妻メアリーは、異常なほどにハンコックを毛嫌いし、少しずつレイを信じ始め、友情を感じ出すハンコックでありましたが、輪に入れてもらえない疎外感から、一際寂しさに耐えられなくなるほどの辛さを味わっていきます。

ある日レイは、ハンコックに刑務所に入ることを勧めます。
彼が街から居なくなることで、彼の必要性を世間に知らしめようとの計算からでした。

レイに従って、刑務所に入るハンコック。
刑務所内での面会で、レイはハンコックに、愛されるヒーローとしての立ち振る舞いや、言動をレクチャーしていきます。

暫く立って、レイの計算通り、犯罪が増え始め、ある日警察官も負傷する銀行強盗事件が発生し、警察はハンコックに助けを求めます。

さて、いよいよハンコックの出番・・レイの教え通り、優等生のヒーローとして活躍するハンコック。
見事事件を解決して、市民からも愛され始めるハンコック。
全てが変わりだし、人を信じてみようと思い始めます。

そんなある日、レイの家で、信じがたいメアリーの正体を知ってしまうハンコック。

こうして、微妙な三角関係へと発展していく中、先の銀行強盗事件で服役した犯人達が脱獄して・・

果たして、ハンコックとメアリーが背負ってきた運命の十字架とは?

レイを含めた3人の行く末は?

命を賭けた闘いの果てに、彼らは新たな運命として何を選択するのか?

といったお話ですね。

 ◆◆

いやぁ〜、この映画、全然期待していなかったんですが、すごく面白かったです。

観る前は、嫌われ者のスーパーヒーローが更生して、市民に受け入れられて、悪をやっつける程度の話だと思ってたんですがとんでもない。

ハチャメチャな前半に始まり、ハンコックの孤独や苦しみを描きながら、同時に友情や家庭の温かさに触れつつ、少しずつ人間として成長していく中盤。
意外な事実が明らかになり、かつての人生のパートナーとの、決して結ばれることの許されない悲恋をブリッジに、圧倒的情感に訴えた命を賭けた闘いになだれ込む後半。
そして、ハンコックとパートナー、友情を結んだレイが、それぞれが生きていく場所を選択しながらも、お互いが固い絆で結ばれていることを感じさせてくれるラスト。

いっぱい笑わされて、ちょっとホロリとさせられて、微妙な三角関係に少しドキドキさせられて、そして熱い闘いに手に汗握る。
まんまと、制作側の意図にハマって、堪能させて頂きました。

たかだか92分間の映画ですが、密度が濃く、よく練られた脚本は見事の一言です。
なんでウィル・スミスが本作の主演を受けたか、映画を観て始めて理解できました。

それでも、本作の最大の見どころは、やはりシャーリーズ・セロンですね。
あれだけの美貌の持ち主にして、魅惑的なスーパーウーマン・・実はこれだけで他は何もいらないってくらい、画面に釘付けでした。(笑)


posted by solata at 22:15| Comment(0) | 映画/音楽/スポーツ/TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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