2009年07月05日

ぼくは小さくて白い

読了しました。
といっても、絵本なので、あっという間に読み終わります。

Books05.jpg

この絵本は、多数のビジネス書を執筆されている和田裕美さんの、初の絵本だそうです。
また、絵本といっても、漢字にふりがなが振っていないことからも、子供向けというわけではなさそうで、範疇としてはビジネス書になるのかもしれません。

主人公は小さくて白いペンギンです。この子が、恐らくは前から会うことができなくなっているお母さんペンギンから、感情を抱くことや、日々感謝をすることの大切さや意味、そして人生の歩き方を教わり、小さな一歩を踏み出すまでのお話になっています。

著者の和田さんも、子供の頃はコンプレックスの固まりだったらしく、主人公のペンギンは自分自身なんだそうです。自身が通ってきた道だから、伝えたい言葉があり、また、自身の経験をベースにしているから、贅肉をそぎ落としたシンプルなフレーズでも、十二分に伝えたい内容が伝わってくるのだと思います。

とにかく総てのページが優しさ・温かさに溢れていて、短いながらも心に響く言葉に満ちています。

「さびしいのは、ほかの人のさびしさを学ぶため・・」
「悲しいのは、あなたにあたたかい心があるから・・」
「勇気をもてばくじらより大きな心になれる・・」

そして、最初に「歩く」ことで「勇気」に出会い、いろんなことに向かっていけば「勇気」はどんどん大きくなり、その先で「夢」に出会えると書いています。

この部分、今まで僕は、最初に「夢」を描き、「夢」に向かって「勇気」を持って「歩いていく」と思っていました。
ですがよくよく考えてみれば、「夢」を定義するには、それまでに自身が「歩いて」きた人生経験がないと描けないですし、自身で「歩かず」して導き出した「夢」は、地に足が着いていないし、これから真剣に追い求めていこうとする「夢」にはなり得ないですよね。

この順番ということについては、人それぞれで色々な見方が存在するとは思いますが、この絵本も「こういった見方もあるんだよ」と、優しく気づかせてくれた思いがします。

この絵本は、悲しい時、辛い時、精神的に弱っている時、人生の意味を見失いかけている時、はたまた自分は順調だと思っていても、慢心から初心を忘れかけている時・・この様な時に傍らに置いて、穏やかな気持ちでページをめくってみると、きっとすごく心に染みてくると思います。
また、親が子供に、人生の歩き方を教える意味で読み聞かせてあげるのにもとても良いと思います。

自己啓発といっても、何もいつも肩肘張ったビジネス書ばかり読む必要もないと思います。
時には、このような絵本も、良薬として心にストレートに響いてくると思いますよ。

なにより「元気」をもらえますよ。



posted by solata at 00:12| Comment(2) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
solata様

はじめまして、株式会社ペリエのスタッフ 大内と申します。
このたびは、和田の絵本「ぼくは小さくて白い」をご紹介頂きまして本当にありがとうございます。

>また、親が子供に、人生の歩き方を教える意味で読み聞かせてあげるのにもとても良いと思います。


親が子供に…ぜひ、伝え続けてほしいですよね。
なんだか、この部分が実に心に染みました。

素敵な感想ありがとうございました。

また、
solata様はF-1観戦がお好きなのですか?
見ているとほんと気持ちいいですよね。

それでは、今後とも和田はじめペリエをよろしくお願いします。
Posted by periestaff at 2009年07月14日 14:50
株式会社ペリエ御中 大内様

はじめまして。
ペリエさんから直接コメント頂き、大変ありがたく思っております。
また、大変恐縮しております。

こんな素敵な絵本を届けて頂いた和田さん、ペリエさんには感謝してもし足りない気持ちですので、微力ながら、少しでも多くの人にこの絵本の存在を知って頂きたく思い、拙い文章ですが感想を書かせて頂きました。

また、和田さんには、様々なメディアを通じて、いつも元気を頂いており、重ねて感謝しております。

F1は今年は政治的ごたごたがスポーツとしてのF1の足をひっぱている感じで残念ですが、早く純粋にスポーツとして楽しめる状態に戻ってほしいですね。

それでは、こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。
Posted by solata at 2009年07月14日 22:21
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