2009年05月13日

仕事ができる人のアイデアマラソン企画術

読了しました。

あのジャパネットたかたの全社員も実践している有名なアイデアマラソンについて、企画という側面に焦点を当てた、アイデアマラソン考案者である樋口健夫さんの書籍です。

企画アイデアマラソンとは、「ハインリッヒの法則」になぞらえて、
 ・企画ネタが300個溜まったとすれば・・
 ・その中には「ちょっと良い企画ネタ」が30個含まれており・・
 ・更にその中には「良い企画ネタ」が1個は含まれており・・
 ・更にその中には「素晴らしい企画ネタ」が0.1個は含まれているよ!

だから、
 1. 自分のノートを決める。
 2. 毎日、何かを考える。その内、1個はできるだけ仕事の企画ネタを考える。
 3. ノートに書き込み、常に見直す。できるだけ絵を描く。
 4. 周りに話す。
 5. 最良の企画ネタを企画化する。

を「継続しようよ!」
とにかく、「全ての疑問を書き留めるんだ!」

ってことだそうです。

まず大前提の「ハインリッヒの法則」になぞらえてる部分が「そうなのかなぁ?」と単純に納得できないので、こればっかりは実際に実行してみて具合を見てみるしか判断できないですね。
#え? 法則の通り良いネタが含まれていないとしたら、それは僕の資質の問題だって?
#確かに・・orz

で、ノートの書き方ですが、「総発想数」と「バランス数」を書くことになります。

 ◆バランス数 = 総発想数 −(現在の日−開始日+1)

見ての通り、サボるとバランス数は減ってしまい、やがてはマイナスになってしまいますね。
逆に、バランス数のプラスが総発想数の半分以上だと、企画アイデアマラソンは非常に好調と判定されます。

この考え方が秀逸だと思いませんか?
続けるためのモチベーションアップにもってこいだと思います。

それではいざ始めようと思い立った場合ですが、「やはり毎日はムリでしょ」なんて人達のために、様々なヒントと同時に救いの言葉も用意されており、「企画力は、一定のレベルまでは、創造性の有無や適正以前のことが多い」なんてすごく安心させてくれる言葉も投げかけてくれます。
#良かった・・一定のレベルまでは資質は関係ないんだ・・(笑)

また、「企画ネタをただたくさん集めていても何も起きない。」から「自分の周りに話すことが肝心」と、引っ込み思案ではアイデアマラソンは上達しないといった重要な注意も促されています。

そういった気配りがあったり、アイデアが枯渇しないように、ネタのヒントになる多くの方策を提示してくれたりして、かなり参考になることは確かなのですが、結局は「継続は力なり」、そのためにはただ「頑張れ!」的な精神論にしか聞こえてこないのが残念です。

加えて、各章の頭で展開される、かなり鼻に付くアイデアマラソン上級者と見習いの物語仕立てのパートといい、「これはちょっと・・」と引いてしまう人もいるかもしれません。

なので万人にはお勧めできませんが、多くの方策の中から、どなたにも「これはっ!」って気付きが数個は見つかると思います。
#僕の場合は、ちょうど30個見つかりました。

ビジネス書って言うのはある分野について1冊だけで済ませるものではないので、そういった正しい読書目的として本書を活用すれば、十分役立ってくれる本だと思います。

それから、本書の内容からすると、著者はアナログ信者のようにも感じますが、そんなことはなく、airpenやポメラに始まり、アイデアマラソンノートのデジタル化まで、著者のあくなき探究心からくる、アナログとデジタルのバランスの良さを窺い知ることができたのは拾い物でした。
著者のバランスの取れた道具による武装のくだりは、一見の価値アリです。

どちらかに偏っている人の活用法は、もう一方の技術の使い方がすごく下手な人がいたりしますからねぇ・・
ノートのインデックスを作るためにパソコンでテキストファイルを作っているんだけど、そのテキストファイルのフォーマットが「それはないでしょ!」みたいな人とか・・

誰とは言いませんが、ベストセラーの方です・・(笑)

ちなみに樋口さんは、ポメラについてはかなり気に入っているご様子で、同じポメラユーザーとして、なんか嬉しかったですね。^^



posted by solata at 00:19| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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